2017年10月13日金曜日

「ドイツの地で磨くバサラ!」 山本 知伯


FC Basara Mainz 〜侍たちの挑戦〜


このコーナーでは、FC バサラマインツでプレーしている日本人選手を紹介していきます。第3回目の今日は、バサラのストライカー山本知伯選手です。彼がバサラマインツを知ったきっかけ、ドイツの地へと突き動かしたものとは一体何だったのでしょうか。このインタビューで迫っていきたいと思います。


JFLからのオファー、それでも目指したドイツの地

高校・大学時代はJリーグを目指して、必死にやってきました。関西学生リーグ2部では得点王争いに絡むほどの活躍を見せましたが、結局オファーはなく悔しい想いをしました。ある地元のJFLチームからはオファーが来ましたが、自分の実力・環境に納得できておらず、このままではJFLでも活躍できないと思い入団には至りませんでした。プロとして活躍する為には厳しい環境の中で自分を急速にレベルアップさせる必要があると感じていましたが、その環境がどこにあるのかが見つけられずにいました。


バサラとの出会い、そして入団

そんな中、高校の監督に相談したところ紹介されたのがバサラマインツでした。第一に環境の変化を求めていた自分にとって、ドイツという異国の地での挑戦はこれ以上なく魅力的であった為、二つ返事でドイツ行きを決めました。バサラには専属のトレーナーとドクターがいて、自分のフィジカル・メンタル共に一から鍛え直すことができると思いました。さらに、FSVマインツ05のセカンドチームでプレーしていた方が代表を務めており、プロへの道がより明確になると考え、上を目指すという強い気持ちを持って入団を決意しました。


いきなり受けたドイツの洗礼
高い身体能力を武器に、バサラの最前線を担う

思った以上にレベルが高かったというのが率直な印象です。1つ1つのプレーの強度が高く、周囲の選手からの要求も高い為、常に集中し全力で臨まなければならないという状況です。ドイツに来る前に、ある程度の想像はしていたのですが、それをも凌駕するレベルでした。


ドイツで感じた2つの事。

 1つ目は「選手1人1人の我の強さ」です。ドイツ人はボールを持つと、1人で決めてやるという意思でプレーをしてきます。俺が俺がという、自分をアピールするプレーが多いことが当初はとても印象的でした。

2つ目は「球際の強さ」です。ボールを持つとすぐさまディフェンダーのチェックが入り、厳しく当たられることが多々あります。普段の練習から強度がものすごく高く、日本では感じることのできなかったレベルをドイツで体感出来ています。そういった部分からフィジカル強化の重要性を再認識したり、相手とぶつかるタイミングを変えることで上手く対応するなど、日本にいた時以上に日々工夫し考えながらプレーが出来ていると思います。


目指すはブンデスリーガ!

ドイツでプロになるのが目標です。そのために来たので。
2~3年がドイツで挑戦できるリミットになってくると思うので、その期間でブンデスリーガのプレイヤーになりたいと考えています。そのためにはフォワードとして、「得点」という形でしっかりと結果を残さなければなりません。今後、更に高いレベルを目指してプレーしていく上で、結果が常に求められて来ると思います。ワンチャンスをモノにする得点力を身に着ける。そのことを念頭に日頃の練習から、1本1本のシュートを決めきれるように心がけています。

持ち前のキャラクターでチームメイトからの人気も高い
 最後にひとこと

日本では花が開かなかった、大成できなかったという自分と同じ境遇の人はたくさんいると思います。そこで諦めるのではなく、海外という視野も入れてみていいのではないかと考えます。日本ではプロになれなくても、海外ではプロになれるチャンスが広がっているので、そういった人たちはぜひ一度海外に来てもらいたいです。それがドイツなのであれば、ぜひバサラマインツで一緒にプレーしましょう!




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