マッチレポート：8部リーグ 第6節

FC Basara Mainz 6-1 FSV Saulheim


水曜の試合とは打って変わり快晴となった日曜日、バサラはホームでのFSV Saulheim戦を迎えました。奥田、山本に続きチームの大黒柱 高橋までも負傷で欠いたこの試合。フォーメーションはそのままで、ほとんど前節と変わり映えしないメンバーで試合に臨みました。


連勝中大爆発している攻撃陣はその勢いそのままに、前半からFSV Saulheilmを攻め立てます。5分には＃11 Stephanが＃9 Fabioから裏への浮き玉に反応し、右足一閃！鮮やかに、左上ゴール隅に先制弾を突き刺します。


好調の攻撃陣は続く32分にも＃8日高のパスを受けた＃7内田が反転して左足を振り抜き2点目。さらに37分には、左サイドに流れた＃9 Fabioのグランダーパスを#10田野が流し込み追加点。好調の攻撃陣が相手を寄せ付けません。しかし、ここでアクシデントが発生。チームを後ろから支え続けた巨神 ＃4 Kostadinovが負傷し、交代を余儀なくされます。

すかさず＃18 Michaelを投入してDF陣にテコ入れを図りますが、精神的支柱を失い動揺したのか、57分にPKから失点してしまいます。

しかし、ここで一気に崩れないのが3連勝している理由なのか。61分＃11 Stephanのスルーパスから#10田野が抜け出して4点目。さらに途中出場の＃16 Sedatが65分と85分に、それぞれ＃2石井、＃9 Fabioのアシストから2発決めてそのまま試合終了。

またも破壊力抜群の攻撃陣が大量点を挙げて、相手を圧倒する形となりました。これでバサラは怒涛の4連勝！リーグ1位のチームが勝ったため、順位は変わりませんが勝ち点差は2のまま。首位の背中をしっかりと捉えています。


ただ良いニュースが続く中で、好調の攻撃陣を後ろから支えてきたKostadinov、高橋の怪我の具合が心配になります。次戦も欠場となるとチームにとっては大きな痛手となる可能性があります。


次戦は、バサラと勝ち点差1で5位のIngelheim戦。ここを落とすと一気に首位戦線から脱落する可能性があるため、気が抜けません。アウェーの地でしっかりと勝ち点を積み上げることができるのか、オフを挟んでからの練習の1つ1つがまた大切となってきます。