2017年9月15日金曜日

マッチレポート:8部リーグ 第2節

FC Basara Mainz 2-0 SV Klein-Winternheim

前日から降りしきる雨でピッチコンディションは最悪の中、バサラマインツはホームでのナイター戦を迎えました。
この試合では奥田に続き、前節大活躍の山本も負傷で離脱。大幅なメンバーの入れ替えを余儀なくされたMatthias監督は大胆にもスタメン4人を変更します。

立ち上がりから、バサラは雨で濡れたピッチに悩まされます。球足が早く、足下の上手い選手でもボールが収まらない場面が目立ちました。逆にそういったところで、球際に強みのある相手チームに詰め寄られてボールを失うケースが多々ありました。

手詰まりの中盤を避けて、後方からロングボールでサイドに展開してもすぐに相手に詰め寄られてしまう。サイドからクロスが上がっても、ボールが伸びてしまいGKに拾われてしまうといった展開が目につきました。

自分たちの形が出せずにフラストレーションの溜まる展開。あと一歩、というところまで何度もチャンスを作りますが、得点には至りません。

後半開始後も活路を見出せないバサラ。キャプテン#8日高がバイタルエリアからミドルシュートを放つも、バーに嫌われるなどなかなか流れが傾きません。

そこでバサラマインツは#14Philip、#16内田を立て続けに投入します。この交代が功を奏します!

66分、CKのこぼれ球を拾った#16内田の折り返しを受けた#9Fabioが右足を振り抜き先制点を獲得します!

主砲の一発が傾きかけた流れをチームに呼び込みます。

これで息を吹き返したバサラ。終盤に来て防戦一方となるも、今季初先発のGK#1Jaschaを中心としたDF陣が集中力を切らさずに相手の攻撃を弾き返します。

このDF陣の働きに、攻撃陣が報います。
後半ロスタイム、交代で入った#15Demirciのポストプレーで抜け出した#2石井のクロスから、#16内田が流し込み2-0。そのまま試合は終了。バサラは3連勝。順位を昇格圏の2位まで押し上げました。

厳しい条件下の中での勝利!週末のホーム戦でも勝ち点3を奪い、4連勝、そして首位奪還へ突き進んでいきたいところです。

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